集中するための5つのこと
第1回|集中力のプロも30分が限界
集中力を必要とする仕事と聞いて、私が思い浮かべるのは、国際会議などの同時通訳である。
相手の話を聞き、意味を理解し、別の言語に置き換えて話す。その間にも、相手は次の話をしている。知らない単語が出てきてパニックになるわけにもいかない。ときとして誤訳は、外交やビジネスで命取りとなる。
通訳には@実際想像を絶するほど集中力が必要とされる。知人の通訳者によれば、通常は20〜30分ほどで交代するという。
これをもって、人間の集中力は30分が限界だ、と言うつもりはないが、「午前中いっぱい集中する」などというのは、ちょっと無理があるのかもしれない。
そこで取り入れやすいのが、ポモドーロ・テクニックである。
基本となるのは、25分作業をして、5分休むという区切り方だ。まず、ひとつの作業を選ぶ。そして、時間を測って取り組む。
この用途には、サイコロのような形をしたタイマーがよい。向きを変えると計測が始まるものや、30分と5分の繰り返しに対応したものがある。
スマホでも時間は測れる。ただ、タイマーを設定するためにスマホを開き、つい通知を見てしまうのは、いかにも起こりそうな話である。集中する準備をしているうちに、別の用事が始まってしまう。
長時間集中できる自分になることを目指す前に、まず短い時間だけ始めてみる。
今日のティップス:やることをひとつ決め、30分のタイマーをかけてみる。
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