よく眠るための試み⑤

5回シリーズです。日記的なもので1日1ティップスを提供します。学術的な検証はされていません。今回は、人生において最も重要な睡眠について考えます。
侍留啓介 2026.10.05
誰でも

第5回|いろいろ買ったが、最後は歩く

睡眠についてのミニシリーズも、今回で最後である。

WHOOP、痛いマット、サウナブランケット、光療法ライトと、いろいろな道具を紹介してきた。最後は、もう少し手軽な話をしたい。

ただひたすら歩くことである。

ここまで読んでくださった方には、「結局それか」と思われるかもしれない。私も、書きながら少しそう思っている。

私の場合、たくさん歩いた日は、夜になるとかなり眠くなる。2万歩くらい歩けば、夜はすぐに寝られる。ただ、毎日2万歩はなかなか大変なので、普段の目安としては1万歩くらいがちょうどよいと感じている。

もちろん、1万歩を超えれば必ず眠れる、という話ではない。自分の生活に、歩く時間をどれくらい入れるか。その目安として使っている数字である。

1万歩とは絶妙だ。

移動をすべて電車やタクシーで済ませると、案外届かない。私の例でいえば一日5000歩くらい。

一方、近距離の移動を一度歩きに変えてみると、歩数はかなり伸びる。運動のための予定を新しく入れなくても、普段の移動の中に組み込める。都内はとくに歩いた方が早いことも多い。

しかも、タクシーに乗るつもりだった区間を歩けば、交通費が浮く。今週紹介してきた道具は、基本的にお金が出ていくものばかりだったので、最後くらいは財布にもよい話をしておきたい。

ただし、歩くには時間がかかる。

そこで私は、歩きながらポッドキャストを聴くことが多い。たとえば、このシリーズでも触れた『The Diary Of A CEO』には、2時間ほどあり、とにかく長い。座って最初から最後まで聴こうとすると身構えるが、散歩のお供にはちょうどよい。

再生速度を少し上げることもある。歩く速さや番組の長さはその日次第だが、話を聴いているうちに、まとまった距離を歩いている。

不思議なことに、歩きながらのほうが、話に集中できる気もする。最近はZoomが増えたが、電話会議中心だった時代には、よく歩きながら会議にでたものだ。

これも私の実感にすぎないが、少なくとも「運動する時間がない」「番組を聴く時間がない」というふたつの言い訳は、まとめて減らせる。

あれこれ道具を試すのは楽しいし、これからも、たぶん何か買うと思う。

それでも、よく眠るために今日できることとして、まず少し歩くという選択肢は、忘れずに持っていたい。

今日のティップス:今日の短い移動をひとつ、徒歩に変えてみる。

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